診療科・部門・センター/事業所のご案内
ページ内リンク
看護部のホームページをご覧頂きありがとうございます。
団塊の世代が後期高齢者になる2025年になりました。国民の5人に1人が75歳以上になり、医療・介護サービスの利用が増えると予測されております。
多可赤十字病院は多可町唯一の病院として、高齢化社会に応えられるよう準備をしてまいりました。住み慣れた地域で暮らし続けられるような医療、看護の提供を行っており、病院には急性期病棟と地域包括ケア病棟、付帯施設には老人保健施設と介護医療院を整備しております。さらに在宅医療・看護・リハビリも行い、急性期から、慢性期、終末期まで対応できるよう機能を整えております。また地域の医療・介護・福祉の「ネットワークづくり事業」にも積極的に取り組んでおり、住民の皆様が抱えておられる問題の解決に向けて、地域の専門職や行政との連携強化に努めております。
皆様に安心して受診や入院、入所をしていただけるよう取り組んでまいりますのでよろしくお願いいたします。
看護部では「赤十字精神に基づき、安全で安心・やさしさと責任ある看護を実践する」という理念の下、優しく、安全で質の高い看護サービスの提供と、地域包括ケアに対応できる看護師の育成に力を入れています。新人から赤十字のキャリア開発ラダーを活用した継続教育を行い、看護師一人ひとりを大切に、それぞれが自立できるように成長を支援しています。
また、働く世代の人口が減っていく中で、ワークライフバランスを保ちながら働き続けられるよう労働環境の改善にも取り組み、看護・介護の楽しさや、やりがいを感じられる、風通しの良い職場づくりを目指しています。
2025年4月1日
看護部長内山 弘子
私たちは、赤十字精神に基づき、
安全で安心・やさしさと責任ある看護を実践します。
当院では院内の中核である地域医療支援センターを中心に、複合的な問題を抱えた患者様に医療・介護・福祉が一体となり連携・協働した総合的なケアを行っています。
高齢者が多い多可町では、認知症の問題が大きいです。
「もの忘れ・こころ外来」では、認知症を早期に発見し、適切な診断・治療を行っています。認知症になっても住み慣れた地域で穏やかに生活できるよう多可町地域包括ケア連絡協議会を立ち上げ、地域全体で支えていく体制づくりに取り組んでいます。
もう一つの問題は、要介護高齢者の医療対応です。自分で食事を食べられなくなり、継続的な医療が必要なため高齢者施設に入所できない等、施設や在宅への復帰が困難で、遠方の療養病院に転院せざるを得ないことがあります。
当院では令和4年2月1日に47床の介護医療院を開設し、経管栄養や喀痰吸引等、長期的な医療に対応できるようにしました。
地域の施設と連携しながら、急性期から在宅までの看護ケアを行い、老後に至るまで住み慣れた居宅・地域で自分らしく、安心して住み続けられる支援に努めています。
「赤十字精神」に基づき、安全で安心な看護の提供を目指しています。赤十字のキャリア開発ラダーを活用し、新人からベテランまで、経験に応じた継続教育を行い、看護師ひとり一人の成長と自立をサポートしています。
赤十字病院の使命である災害救護活動においては、平時から訓練を行い、災害時に備えています。また地域社会のニーズに応じた講習会の実施にも積極的に取り組んでいます。
院内の地域包括支援センターを中心に、医療・介護・福祉が一体となった総合的ケアの提供に努めています。地域全体の多職種との連携を密にし、患者様ひとり一人に必要なケアを実施しています。
ページ内リンク
当院の看護部は「赤十字精神に基づき、安全で安心・やさしさと責任ある看護を実践する」という理念のもと、優しく、安全で質の高い看護サービスの提供と地域包括ケアに対応できる看護師の育成を行っています。
新人から赤十字のキャリア開発ラダーを活用した継続教育を行い、看護師一人ひとりを大切に、それぞれが自立できるように成長を支援しています。また研修受講時間も確保し、自己学習ツールとしてEラーニング学習を効果的に活用したりOJTによる現場教育により個々のキャリア開発を支援しています。
新人の皆さんには、プリセプター制度による個別サポートを行い、安心して現場に適応できるよう取り組んでいます。プリセプターだけでなく、臨床経験を積んだ先輩看護師が合わせて指導する「屋根瓦方式」で厚みのある指導体制を取っています。また、経験の浅い看護師がお互いに日頃の看護実践や日々の体験を分かち合い、互いに支援しあい看護師としてキャリアアップへの意欲を高めることができるエンパワメント交流会を定期的に開催しています。
当院は、高齢の患者が多いことから、高齢者の理解が重要です。そのため認知症ケア、排泄ケア、口腔ケアなど日常生活における看護ケアが充実するような研修も豊富に企画しています。また、高齢者が退院後も自宅や施設など住み慣れた地域で安心して過ごせるように、医療と介護をつなぐ役割を発揮できる看護師の育成や意思決定支援研修にも力を入れています。
超高齢化の問題は、当院の地域だけではありません。超高齢化社会を支えるため、私たち看護師と共に学び成長し、多職種と共に話し合い、患者、家族様と共に喜び合い、やりがいを感じる看護を一緒に提供していきましょう。お待ちしています。
教育担当
垣内 順子
赤十字の理念である「人道」を基盤とした看護実践ができる新人看護師の育成を支援します。看護職員として必要な基本姿勢や態度、看護実践能力を習得できるよう、新人看護師1人ひとりのぺースに合わせて、職員全体で支援し育てています。また、現場での環境に早くなじめるよう、入職初期からOJTに力を入れており、研修で学んだ事が現場で実践・振り返りが行いやすい教育カリキュラムを組んでいます。
当院の新人教育ではプリセプター制度を導入しており、プリセプター(先輩看護師)がプリセプティ(新人看護師さん)への指導を行っています。プリセプターになる看護師は、新人看護師さんと年齢が近いため、世代間のギャップが少なくコミュニケーションが取りやすいと思います。指導の際は、スタッフとの人間関係や看護に対する不安等を共有し解決策を一緒に考えるよう心掛けています。また看護部全体で日常業務や研修の調整行っており、進捗に合わせてステップアップできるようサポートしていきます。分からなかったり迷ったりすれば何度でも質問していただいて大丈夫です。患者さんに寄り添った看護ができるよう共に成長していきましょう。
私が入職したときは、新型コロナウイルス感染症が大流行しており病院全体が慌ただしく対応に追われている時期でした。そのような状態の中で、慣れない環境でわからないことが多く、不安が強かったです。しかし、プリセプターの存在は大きく日々悩みや知識面、技術面についてその都度相談にのって頂き、しんどかった日々を乗り越えることができました。また、病棟全体でも自己の課題を共有し、OJTを意識したプリセプター以外の先輩方の手厚い指導もあり無理のないペースで沢山のことを学ぶことができました。
また、当院は研修制度も充実しており看護師として成長できる環境が整っており、特に入退院支援や地域に寄り添った看護を学ぶことができます。ぜひ皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。
赤十字看護師として必要な看護実践能力をキャリア開発ラダーによって段階別に明示し、その達成を目指すことにより質の高い看護が提供できるように、個々のライフスタイルに合わせ、教育プログラムを提供しています。スタッフのキャリア支援では、各部署において自己成長につながるようなリフレクションを推進しており、看護実践能力の向上を目指しています。各看護ケア質向上チームと協力し教育の充実を図り、チーム医療を強化しています。
「医療」と「生活」の両面から患者を捉え、入院だけでなく施設・在宅に至るまで視野を広げた看護・ケアを提供できる看護師の育成を目指し取り組んでいます。
外来は予約制となっていますが、初診等は予約がなくても受診できます。
通常の診療の他に、健康診断、人間ドック、特定健診、乳がん検診、子宮がん検診、心臓エコー検査、消化管内視鏡検査、各種予防接種等も実施し、保健指導や保健相談にも随時対応しています。患者様が安心して診療や検査を受けていただけるよう、親切で丁寧な対応を心がけています。
内科、総合診療科、整形外科、眼科、泌尿器科の混合病棟です。入院時から多職種と連携を図り、患者様中心の医療を実践できるよう日々努力しています。治療においては皮膚科、精神科、歯科、婦人科、麻酔科の医師との相談体制をとっています。
退院時には安心して地域で生活ができるよう、入院時から患者・ご家族様と何度も相談ながらリハビリをはじめ、ADLの維持・向上につなげるケアの充実に努めています。
令和4年3月1日に回復期リハビリテーション病棟から地域包括ケア病棟に機能変更しました。
地域包括ケア病棟の機能は、①急性期治療後の受け入れ(ポストアキュート)②在宅・施設での増悪時の受け入れ(サブアキュート)、③在宅復帰支援の3つですが、当病棟では疾患によっては、回復期リハビリテーション病棟に劣らないリハビリも行います。
チーム一丸となって、
患者様を支えます。
3階病棟板垣 早桜実
チーム一丸となって、患者様を支えます。
3階病棟板垣 早桜実
私は地域密着型医療、災害看護に興味があり地元近くにある多可赤十字病院に入職を決めました。多可赤十字病院で働く中で、患者様と直接関わりながら成長しています。先輩看護師からのサポートもあり、安心して業務に取り組むことができています。チーム一丸となって患者様を支え、やりがいを感じながら働いています。
私たちと一緒に患者様の生活をサポートし、成長できる環境で働きませんか?多可赤十字病院での新しい挑戦をお待ちしています。
その人らしくより良い
生活が送れるように
2階病棟原田 愛美
その人らしくより良い生活が送れるように
2階病棟原田 愛美
多可町は高齢化率40%以上と高く、自宅療養だけでなく老人保健施設や特別養護老人ホームなどの施設を利用されている患者様も多く入院されます。その人らしくより良い生活が送れるように院内の多職種だけでなく、ケアマネジャー等の院外の多職種とも連携することが多くあります。意思決定支援や退院調整をしていくことの難しさを感じることがありますが、その分やりがいも感じています。高齢者の亜急性期から終末期を看護することができ、その人の人生の最期に関わることができるため、高齢者看護や地域医療に関心を持たれている方は、是非とも一緒に考え学んでいけたらと思います。
自部署のスタッフだけでなく多職種とも何でも言い合える仲間が多く、互いに高め合うことができます。和やかな職場なので、楽しく働くことができています。一緒に働きませんか!
お世話になった方々へ
恩返し
多可赤十字介護医療院
介護福祉士藤田 悠平
お世話になった方々への恩返し
多可赤十字介護医療院 介護福祉士藤田 悠平
私は子供の頃から地域の高齢者との交流が多くありました。将来を考えたとき、お世話になった方々への恩返しがしたいと考え、介護福祉士となり多可赤十字病院への入職を決めました。
利用者の皆様が安心・安全に生活が送れるよう、日々介護に取り組んでいます。利用者様の生活にかかわり笑顔をみていると、とてもやりがいを感じています。
職員同士の人間関係も良く、とても働きやすい環境です。ぜひ、一緒に働きましょう。
診療科・部門・センター/事業所のご案内