各施設のご案内

各施設のご案内

多可赤十字老人保健施設は昭和63年にわが国で最初に創設された伝統のある老人保健施設です。
リハビリテーションや介護に於ける豊富な経験と実績を有し、地域の介護・福祉に貢献しています。
当施設の目的は医学的管理の下での看護・介護・リハビリテーション、その他必要な医療と日常生活上のお世話などのサービスを提供し、入所者様の能力に応じた日常生活を営むことが出来るようにし、1日でも早く在宅での生活に戻ることが出来るように支援することです。

サービスの内容

入所サービスのご案内

利用対象者 要介護1~5の方
  • 要支援1~2の方は利用できません
施設入所 35名

日常生活の自立をめざし、必要なリハビリテーションを行います。
心身の状態に応じた食事、排泄、入浴、清拭等の看護・介護を提供します。
夏祭り、クリスマス会、誕生会等の他、地域との交流を通じたレクリエーション行事を行います。

短期入所療養介護(ショートステイ)サービスのご案内

利用対象者 要介護1~5
または要支援1~2の認定を受けた方

サービス内容は、入所サービスと同じです。
介護する家族の方々が、疾病、冠婚葬祭、旅行等のため一時的に介護ができなくなった場合に短期間ご利用いただけます。

通所リハビリテーション(デイケア)サービスのご案内

利用対象者 要介護1~5
または要支援1~2の認定を受けた方
定員 1日20名

1日6時間(午前10時~午後4時)を標準とし、必要なリハビリテーションを行うと共に、必要に応じ食事、入浴サービスを提供します。

在宅生活を支え、できる限り自立した生活を継続できるようサポートします。

訪問リハビリテーションのご案内

利用対象者
  • 要介護1~5
    または要支援1~2の認定を受けた方
  • 通所が困難な方
  • 通所は可能であるが、自宅でのリハビリテーションが必要と主治医が認めた方
定員 1日7名

リハビリ専門職(理学療法士、作業療法士など)が利用者のご自宅を訪問して、日常の生活環境に合わせたリハビリを行うサービスです。

利用料について

入所者の方の要介護度と施設のサービス内容により介護報酬上の単位が定められています。また、居住費・食費・日用品については、施設との契約額になります。
(低所得の方は負担軽減の対象となります)

所定疾患施設療養費

介護報酬改定によって、介護老人保健施設において入所者の医療ニーズに適切に対応する観点から、所定の疾患を発症した場合における施設での医療について、以下の要件を満たした場合に評価されることになりました。
厚生労働省大臣が定める基準に基づき、所定疾患施設療養費の算定状況を公表します。

条件

  1. 所定疾患施設療養費(Ⅱ)については、肺炎等により治療を必要とする状態となった入所者に対し、治療管理として投薬、検査、注射。処置等が行われた場合に、1回に連続する10日を限度とし、月1回に限り算定するものであるので、1月に連続しない1日を10回算定することは認められないものであること。
  2. 所定疾患施設療養費(Ⅱ)と緊急時施設療養費は同時に算定することはできないこと。
  3. 所定疾患施設療養費(Ⅱ)の対象となる入所者の状態は次のとおりであること。
    イ 肺炎
    口 尿路感染症
    ハ 帯状疱疹
    二 蜂窩織炎
    ホ 慢性心不全の増悪
  4. 肺炎及び尿路感染症については、検査を実施した場合のみ算定できるものであること。
  5. 慢性心不全の増悪については、原則として注射又は酸素投与等の処置を実施した場合のみ算定できるものとし、常用する内服薬を調整するのみの場合では算定できないこと。
  6. 算定する場合にあっては、診断名及び診断に至った根拠、診断を行った日、実施した投薬、検査、注射、処置の内容等を診療録に記載しておくこと。なお、近隣の医療機関と連携した場合であっても、同様に、医療機関で行われた検査、処置等の実施内容について情報提供を受け、当該内容を診療録に記載しておくこと。
    また、抗菌薬の使用に当たっては、薬剤耐性菌にも配慮するとともに、肺炎。尿路感染症及び帯状疱疹の検査・診断・治療に関するガイドライン等を参考にすること。
  7. 当該加算の算定開始後は、治療の実施状況について公表することとする。公表に当たっては、介護サービス情報の公表制度を活用する等により、前年度の当該加算の算定状況を報告すること。
  8. 当該介護保健施設サービスを行う介護老人保健施設の医師が感染症対策に関する内容(肺炎、尿路感染症,帯状疱疹及び蜂窩織炎に関する標準的な検査・診断・治療等及び抗菌薬等の適正使用、薬剤耐性菌)を含む研修を受講していること。ただし、感染症対策に関する十分な経験を有する医師については、感染症対策に関する研修を受講した者とみなす。

利用手続き

入所、短期入所療養介護、通所リハビリテーション、訪問リハビリテーションの利用手順。利用相談、申込み受付、面談、判定会議を経て、各サービスの利用が可能。

1階老人保健施設 フロア図

1階老人保健施設のフロア図。多目的ホール、サービスステーション、診察室、相談室、事務室、警備員室、玄関、一般浴室、特殊浴室、脱衣室、理容室、談話コーナー、居室(101〜113号室)、車椅子対応トイレ、エレベーターを配置。

利用相談・お問い合せ

支援相談員がご相談をお受けします。
事前にご連絡を下さい。

所在地 多可赤十字老人保健施設
〒679-1114 兵庫県多可郡多可町中区岸上280-19
TEL 0795-32-1265
FAX 0795-32-3262
受付時間 平日 9:00~17:00
E-mail roken@taka.jrc.or.jp

老人保健施設に関するよくあるご質問

入所・短期入所療養介護(ショートステイ)

どのようなサービスを行っていますか?

当施設では、「入所」「短期入所療養介護(ショートステイ)」「通所リハビリテーション(デイケア)」「訪問リハビリテーション」を行っています。

どのような方が利用できるのですか?

症状が安定し、「看護や介護およびリハビリテーションなどのケアを必要とする、65歳以上の方」、「要介護状態で原因が加齢に伴う疾患や損傷である(特定疾患16種)40歳以上65歳未満の方」が対象となります。
「入所」の場合は、要介護1~要介護5の方、「短期入所療養介護(ショートステイ)」「通所リハビリテーション(デイケア)」「訪問リハビリテーション」の場合は、要支援1・要支援2、要介護1~要介護5の方が対象となります。

部屋の種類は、ありますか?

「4人部屋」と「個室」との2タイプがあります。

入所できる期間はどのくらいですか?

基本的には3カ月の入所期間を想定しています。ただし入所者のお身体の状態、在宅や受け入れ施設の状況によっては相談させていただきます。

どのような職種がいますか?

医師、歯科医師、歯科衛生士、看護師、介護福祉士、理学療法士、作業療法士、管理栄養士、支援相談員、介護支援専門員などの職種が在籍しています。各専門職が連携し、支援しています。

利用料金の減免措置とは?

食費・居住費に関する減額制度で、市町村民税非課税世帯に属する人など低所得者を対象に、施設入所に係る負担の軽減を目的に実施されています。手続きは、各市町村の介護保険の窓口です。

入浴は週に何回入れてもらえるのですか?

「入所」「短期入所療養介護(ショートステイ)」共に、週2回の入浴を行っています。一般浴・ストレッチャー浴・チェアー浴があり、その方の状態に応じて対応しています。

衣類の洗濯は、家族でしないといけないですか?

基本的にはご家族にお願いしていますが、洗濯業者を利用することもできます。

面会できますか?

現在は、感染症拡大防止のため予約制としています。

外出、外泊はできますか?

現在、感染症対策として外出(外泊)を禁止させていただいています。但し、事情により認められる場合がありますので、ご相談ください。

食べ物の持ち込みはできますか?

食中毒や感染症を予防する観点から、食べ物の持ち込みは原則禁止させていただいています。

通所リハビリテーション(デイケア)

どうすれば利用できますか?

介護保険にて要介護認定(要支援1~2、要介護1~5)を受けられた方が対象となります。
各地域の居宅介護支援事業所の 介護支援専門員(ケアマネジャー)にご相談ください。

通所リハビリテーション(デイケア)と通所介護(デイサービス)の違いは?

通所介護(デイサービス)は、自宅からの送迎、入浴や食事その他日常生活に必要なケア、機能訓練を行うことにより、利用者の社会的孤立感の解消及び心身機能の維持並びにご利用者のご家族の心身的及び精神的負担を軽減を図るサービスです。
一方、通所リハビリテーション(デイケア)は、基本的なサービスは、通所介護(デイサービス)と同じですが、更に理学療法士、作業療法士などの専門スタッフが配置され、リハビリテーションを通じた心身機能の維持回復に重点が置かれています。

どのようなリハビリテーションをしますか?

専門職による個別の運動療法や趣味的活動を通じて楽しみながら、心身の健康を促進し、日常生活の自立をサポートしています

通所リハビリテーション(デイケア)はいつ利用できますか?

月曜日から金曜日まで営業しています。土曜日・日曜日・祝日、10月1日(創立記念日)、12月29日~1月3日(年末年始)は休みとなります。

利用時間は?

10時から16時となりますが、短時間のご利用も可能です。

送迎範囲はどこまでですか?

多可町内のみとなり、町外の方はご家族の送迎となります。

介護医療院とは

当施設は、多可赤十字老人保健施設の2階部分を介護医療院として、令和4年2月に開設しました。「医療」及び「介護」の両方が必要とされる高齢者に対応するため、「日常的な医学管理」や「看取りやターミナルケア」等の医療機能と「生活施設」としての機能を兼ね備えた施設であり、医療が必要な要介護者に対して、「長期療養のための医療」と「日常生活上の支援」を一体的に提供する介護保険施設です。

サービスの内容

長期にわたり療養が必要な要介護者に対して、日常生活に必要な医療処置や看護・介護・リハビリテーション等を提供し、入所者の方の能力に応じ、自立した日常生活を営むことを支援しています。また、入所者の尊厳を保持し、個々に応じた看取りやターミナルケアを行っています。

利用対象者

要介護1~5の方であって、病院に入院するほどではないものの、喀痰吸引や経管栄養等の日常的・継続的な医学管理等の理由により、在宅や他の介護保険施設等で支えることが難しい方などが利用できます。

設備

4人部屋では、間仕切り家具を設置するなど、入所者のプライバシー空間に配慮した、長期療養にふさわしい施設になっています。

食堂

浴室

機能訓練コーナー

多床室

個室

利用料について

入所者の方の要介護度と施設のサービス内容により介護報酬上の単位が定められています。また、居住費・食費・日用品については、施設との契約額になります。
(低所得の方は負担限度額認定の対象となります)

相談から入所までの流れ

  • 1利用相談

    ご利用希望の方は、当施設窓口にお越しいただくか、お電話でご相談ください。利用料金を含めご利用について詳しくご説明させていただきます。

  • 2申し込み受付

    申込み書類をお渡しします。
    「利用申込書類」と「診療情報提供書」を提出していただきます。

  • 3面談

    書類提出時に、ご本人さま又はご家族さまと面談をさせていただきます。

  • 4判定会議

    各専門職による判定会議を行います。

  • 5結果通知

    判定結果のご連絡をいたします。

  • 6利用開始

    利用日程の調整をさせていただきます。
    利用開始日に健康診断、施設での生活の流れや注意事項、契約手続きなどのご説明をさせていただきます。

2階介護医療院 フロア図

2階老人保健施設のフロア図。食堂、サービスステーション、談話コーナー、201〜217号室の個室、車椅子対応トイレ、エレベーター、階段が配置されています。

利用相談・お問い合せ

支援相談員がご相談をお受けします。
事前にご連絡を下さい。

所在地 多可赤十字介護医療院
〒679-1114 兵庫県多可郡多可町中区岸上280-19
TEL 0795-32-1290
FAX 0795-32-3262
受付時間 平日9:00~17:00
E-mail kaigo-iryo@taka.jrc.or.jp

介護医療院に関するよくある質問

どのような方が利用できるのですか?

症状が安定し、「看護や介護およびリハビリテーションなどのケアを必要とする、65歳以上の方」、「要介護状態で原因が加齢に伴う疾患や損傷である(特定疾患16種)40歳以上65歳未満の方」が対象となり、要介護1~要介護5の方が対象となります。

部屋の種類は、ありますか?

「4人部屋」と「個室」との2タイプがあります。個室には冷蔵庫があります。

入所できる期間はどのくらいですか?

入所期間の決まりはありません。終身までご利用が可能です。なお、身体状況に応じて在宅復帰や他の施設への入所も可能です。

どのような職種がいますか?

医師、歯科医師、歯科衛生士、看護師、介護福祉士、理学療法士、作業療法士、管理栄養士、支援相談員、介護支援専門員などの職種が在籍しています。各専門職が連携し、支援しています。

利用料金の減免措置とは?

食費・居住費に関する減額制度で、市町村民税非課税世帯に属する人など低所得者を対象に、施設入所に係る負担の軽減を目的に実施されています。手続きは、各市町村の介護保険の窓口です。

入浴は週に何回入れてもらえるのですか?

週2回の入浴を行っています。一般浴・ストレッチャー浴・チェアー浴があり、その方の状態に応じて対応しています。

衣類の洗濯は、家族でしないといけないですか?

基本的にはご家族にお願いしていますが、洗濯業者を利用することもできます。

面会できますか?

現在は、感染症拡大防止のため予約制としています。

外出、外泊はできますか?

現在、感染症対策として外出(外泊)を禁止させていただいています。但し、事情により認められる場合がありますので、ご相談ください。

食べ物の持ち込みはできますか?

食中毒や感染症を予防する観点から、食べ物の持ち込みは原則禁止させていただいています。